インターネットが普及して数十年、近年ではEメールだけでなく各種チャットサービスも一般化しましたが、一部ではまだまだFAXが根強く使われています。
税理士業界においてもFAXを全く使わないわけにはいかないというのが現状です。
なるべく手間とお金をかけずにFAXに対応する手段としてインターネットFAXがあります。
今回は私が利用している「秒速FAX」というサービスをご紹介します。
秒速FAXの特徴
月額基本料金が無料
私が秒速FAXを利用している最大の理由が、月額基本料金が無料という点です。
無料でもっと便利な通信手段を使えるにもかかわらずFAXに月々お金を払うというのは考えられないので、月額基本料金がかかるサービスは全く検討しませんでした。
そうすると、秒速FAX一択となるわけです。私の知る限り、インターネットFAXで月額基本料金が無料のものは他にありません。
私がアカウントを開設したときは初期費用も無料でしたが、今は初期費用220円かかるようです。
送信料金は1枚10円です。
送信のみ(受信は不可)
基本的に秒速FAXは送信のみ可能で、受信することはできません。
受信も可能な「秒速FAX Plus」というサービスもありますが、月額基本料金がかかります。一番安いプランだと550円です。
受信可能な他のサービスと比べて安価だと思いますので、受信にも対応しないといけないという方も検討してみてはいかがでしょうか。
秒速FAXの使い方
1.アカウント開設
秒速FAXはToones(ツーネス)という会社が運営しています。
まずは「Toonesアカウント」を作成します。
秒速FAXのWebサイト上部にある「アカウント開設」からアカウントを開設します。
2.Toonesポイントのチャージ
利用料金の支払いは前払いになります。
Toonesポイントというものを予め購入しておき、利用時にポイントが消費されていきます。(1Pt=1円)
Toonesポイントはクレジットカード又は銀行振込で購入することができます。
サイト上部にある「ログイン」から秒速FAXにログイン後、「ポイント購入」。
3.送信
あとは送信するだけです。
スキャンやPDF印刷で予め送りたい書類をPDFデータにしておきましょう。
「ブラウザFAX」をクリックして、
送信先の番号を入力(複数可)して送りたいPDFデータを添付して送信。
ここでテキストを入力して送ることもできるようですが、私はPDFデータの送信しかしたことがありません。
「FAX送信(確認画面はありません)」をクリックしてから画面が切り替わるまでに数秒かかりますが、2回クリックしないようにご注意ください。
送信後は「送信履歴」からちゃんと送れているか確認することができます。
まとめ
今回は、いまだに残っているFAXへの対応として秒速FAXをご紹介しました。
時代遅れと嘆く気持ちは分かりますが、現実には対応しなければいけません。
コンビニよりも手間とお金がかかりませんので、ぜひ利用してみてください。