情報を得るときは、なるべく他人の意見が足されていないオフィシャルのものを選び、それを元に自分で考えることが重要です。
各種メディアから様々な情報を摂取しすぎて、いたずらに不安になっている方も多いようですので、まずはそういった有害な情報を遮断することをおすすめします。
(新型コロナに限らず、暗いニュースを流した方が視聴率が稼げるため、テレビは暗いニュースばかり流します。コロナ禍に関係なく、テレビは見ないほうが良いです。)
そのうえで、現代社会で生きる上で避けて通ることのできない新型コロナについて、最低限の情報を得るために私がチェックしているWebサイトをご紹介します。
厚生労働省発表・新型コロナウイルス感染症の国内発生動向(速報値)
厚生労働省が毎週発表している速報値です。
週毎の陽性者数、年齢階級別の陽性者数・死亡者数・重傷者割合などが分かります。
上のページは令和3年8月25日18時時点のもの。毎週更新しているようなので、次は「新型コロナウイルス感染症の国内発生動向(速報値) 9月1日」と検索すると最新のものを見ることができるはずです。別に毎週チェックする必要もありませんが。
東洋経済オンライン・新型コロナウイルス国内感染の状況
東洋経済オンラインが毎日更新しているデータです。
こちらのデータはきちんとデータソースが明らかにされていますし、何か意見が添えられているわけでもないので、良いと思います。
PCR検査件数や実効再生産数など、厚生労働省の速報値よりも多くのデータを見ることができます。
首相官邸・新型コロナワクチンについて
首相官邸ホームページにて公開されているワクチン接種状況です。
東洋経済オンラインのページでもワクチン接種状況は確認できますが、「うち高齢者(65歳以上)」のデータがありますので、こちらの方が良いでしょう。
接種率の分母が日本の総人口なのは疑問が残ります。新生児にも打つつもりなのでしょうか。
言葉の使い方について
今、多くの方がCOVID-19のことを「コロナ」と言っていますが、これはとてもおかしなことです。
「コロナ」というと従来型も含むことになります。口が疲れるかもしれませんが、せめて「新型」くらいはつけてはどうでしょうか。
人間の意識は口にする言葉に大きく左右されます。あんまりコロナコロナ言ってると、そのうち従来型の風邪コロナにも怯えて生きることになりかねません。
もう一点、
私は検査陽性者のことを「感染者」と言うメディアはあまり信用していません。紹介したサイトでも「陽性者」と書いてあるはずです。
用語の選び方は話の入口なので、とても重要です。そこを間違えると、延々とあさってのことを考えることになります。
そういった視点で摂取する情報を選んでみてはいかがでしょうか。