補助金・給付金

【家賃支援給付金】福岡の事業者はプラス1割を忘れずに

コロナショックへの支援策の代表格といえば、「持続化給付金」と「家賃支援給付金」です。

家賃支援給付金は持続化給付金に比べて申請手続きが大変なので、入金されるとホッとしますよね。

でも、ホッとして「これで終わった」と一息つくのはまだ早いです。

国の家賃支援給付金を受けた福岡県内の事業者には、県独自の「家賃軽減支援金」が上乗せして給付されます。

ただし、ほおっておいても給付されるわけではないので、国の家賃支援給付金が入金されたら、すぐにこちらも申請しましょう。

福岡県の事業者は、ここまでやって家賃支援関連の手続きが完了です。

国の家賃支援給付金を受けていることが前提

福岡県の「家賃軽減支援金」は、国の「家賃支援給付金」を受けていることが前提で、「家賃軽減支援金」だけを受けることはできません。

県で独自に審査なんてやってられませんから、国の方で申請通ってるならそれを信用しましょうということですね。

給付対象者

  1. 国の家賃支援給付金を受けている。
  2. 税金の申告の納税地が福岡県内である。
  3. 申請の対象となる賃料が福岡県内に所在する土地・建物の賃料である。

以上3つの要件を満たす事業者が対象です。

給付額

給付額の計算式は↓の通りですが、要するに国の家賃支援給付金の1/10ということです。

(福岡県ホームページより)

事前準備

まず、家賃支援給付金申請のときに準備したファイルは残しておきましょう(確定申告書の写し、通帳の写真等)。

削除してしまった場合は福岡県のホームページで内容を確認して、あらためて準備する必要があります。

また、「家賃支援給付金の振込のお知らせ(ハガキ)」をスキャン又は撮影しておき、ハガキそのものも手元に準備しておきましょう。

それから、県の様式による「役員名簿」を作成しなければいけませんので、Excelが使える環境も必要です。

申請

福岡県ホームページの「申請フォーム」からWEB申請します。WEB申請が困難な方は郵送申請もできるようで、その場合は、コールセンターに連絡すれば申請書類を郵送してくれるようです。

本記事では要件等についてザックリとした説明しかしておりませんので、県のホームページを読んで、しっかりと内容を確認してから申請をお願いします。

役員名簿をExcelで作成しなければいけませんので、パソコンでの申請をおすすめします。

福岡県以外にも

福岡県以外にも東京都や鹿児島市等、多くの地方自治体が家賃支援給付金の上乗せ支援金を給付しています。

福岡県以外の事業者の方も、事業所の所在地で上乗せ支援金の制度がないか、検索して確認してみましょう。

支援金の内容は各地方によって微妙に異なるようですが、国の家賃支援給付金を受けてからという点は共通しているようです。