独立

士業の開業祝いで喜ばれるプレゼント【いただいた立場から】

付き合いのある士業(弁護士、司法書士、社会保険労務士、税理士等)が独立開業したので、「何かお祝いの品を贈りたいけど、何を贈ったら良いんだろう」とお悩みの方へ。

最近開業して様々なお祝いをいただきましたので、開業祝いをいただいた立場から、「これはおすすめ」という話をしたいと思います。

私がいただいたものは全てもらって嬉しいものでしたが、逆に「こういうものをもらうと困るよね」というものもありますので、それもお知らせします。

造花(プリザーブドフラワー)

これはとてもありがたかったです。

無機質なオフィスに彩りが加わりました。

生花と違って、手入れもいりませんし、ずっと飾っておけます。

せっかく贈るなら、「ずっと使ってもらいたい」と思うのも贈る側の自然な気持ちでしょう。

生花

開業祝いの定番である生花ですが、やめておいた方が無難です。

なぜかというと、他の方も贈っているかもしれないからです。

かぶることが問題なのではなく、複数の方から生花をいただくと、手入れに困ります。

花はもらって終わりではなく、生き物なので世話をする必要があります。花束だと生けるところからしないといけませんし、水をかえたり茎を切ったりと色々手間がかかります。胡蝶蘭は比較的手入れがいらないようですが、全くいらないわけではないので、複数あるとやはり困りそうです。

私の場合は、退職祝いに花束をいただき、他の方から生花はいただかなかったので丁度良かったです。

電化製品

仲の良い相手であれば、「何がほしいですか?」とズバリ聞くのもありでしょう。

私はオーディオシステムと空気清浄機能付き扇風機をいただきました。

開業時には色々と物入りですから、実際に使うものをいただくとありがたいですね。

リクエストをズバリ聞ける相手限定ではありますが、おすすめです。

お酒

お酒が好きな方には、おすすめです。

お祝いとして飲むことができますし、オシャレなボトルであれば、飲んだ後に飾ることもできます。

相手の好きなお酒(日本酒、ワイン、ウイスキーetc)を知っていることが前提ではありますが、お酒も有力な選択肢です。

ペン

万年筆や高級ボールペンもプレゼントの定番ですよね。

ただ、他の士業はどうか分かりませんが、税理士相手には絶対にやめた方が良いものです。

税理士試験の理論問題では、短い時間内に膨大な量の字を書かないといけないため、書きやすいペンを探します。

なので、税理士はお気に入りのペンがガッチリ決まっている人が多いです。私もJETSTREAMの3色ペンを愛用しています。

税理士相手にペンを贈っても、使われないと思った方が良いでしょう。

せっかく贈るなら、使ってもらうほうが嬉しいですよね。

ネクタイ

これは勤務していた事務所のパートの方からいただいたものです。

贈る側のセンスが問われそうですが、私はとても気に入りましたので、宣材写真撮影のときに着用しました。

私は普段、お客様に合わない日は相当にラフな格好で仕事をしていますが、男性であればネクタイを全く使わない人もそうそういないでしょうから、これも良い選択肢だと思います。

現金・ギフトカード

正直言って、これをもらって嬉しくない人はいないでしょう。

年上の方に現金を贈るのは失礼と感じる方もいらっしゃるようなので、年下の方限定にしたほうが無難でしょうが、やはり物入りな開業時にお金をいただくのはありがたいものです。

現金以外では、メーカーズシャツ鎌倉のギフトカードをいただいたのですが、「センスがいいな」と感じました。

「現金はちょっと…」と思われる方は、おすすめのお店のギフトカードというのはいかがでしょうか。

飾り駒

相手が将棋好きというレアケース限定ですが、かなりおすすめです。

造花と同じく、ずっと飾っておけるものですし、定番ギフトではない分、センスの違いをアピールできます。

これは「左馬」といって、馬の字を左右逆に書いたものです。昔から福を招くめでたいものとされているそうです。

左馬以外の定番は、やはり「王将」で、他にも「金将」や「飛車」もあります。また、「夢」や「絆」といった将棋の駒ではない文字もありますし、オリジナル文字をオーダーできるお店もあります。

万一他の方とかぶったら悲しいですし、本人が既に持っているという可能性もありますので、贈る前に直接聞いたほうが良いでしょうね。

 

 

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