7.登記書類の準備
行政書士に報酬を振り込んで数日したら(私の場合は振り込んだ翌日の夕方)、行政書士から電子署名をした定款がメールで送られてきます。freeeの会社設立サイトにもアップロードされています。
定款が送ってきたら、以下の手順で進めていきます。
1.電子署名済みの定款ファイルをCD-Rに保存
※デスクトップ等のローカルフォルダに落とさず、直接CD-Rに書き込みましょう。
2.出資金の振込、通帳のコピー
3.登記書類を印刷、「まとめ方」に従ってまとめる
※このとき会社の印鑑が必要になります。私は注文した印鑑がまだ届いていなかったので、数日待ちました。お急ぎの方は予め自分で用意しておくと良いでしょう。
「登記書類を提出する日」は申請書類に転記されるので、実際に法務局へ行く日を選択しましょう。テキトーではダメです。
「まとめ方」の中で次の部分が紛らわしく、私も勘違いしました。
電子定款の場合はCD-Rを提出するので、ここには何もいらないようにも見えますが、ここには紙に印刷した定款を挿入する必要があります。紙の定款も提出し、別途CD-Rも提出します。
8.法務局へ提出
どの法務局へ行けばいいかと持ち物リストを教えてくれるので、申請書に記載された日に必要なものを持って法務局へ行きます。
持ち物リストの中の「印鑑証明書」、「入金証明のコピー」、「ダウンロードした登記書類」の3つは前工程でまとめているので、
- 定款(CD-Rに焼いたもの)
- まとめた書類
- 現金(登録免許税分)
- 会社印と発起人の実印
が実質持っていくものとなります。
法務局へ着いたら、まずは登録免許税分の印紙を買いましょう(まだ貼らなくて良い)。私は法人登記の窓口へ行ったら、「先に印紙を買ってきてください」と言われ、往復することになりましたので。
法務局へ申請書類を提出した後は、申請書類に不備があれば連絡があり、登記完了予定日まで連絡がなければ登記が完了しています。
登記完了までは通常1週間程のようですが、私はコロナ騒動真っ只中の2020年5月に行ったので、渡された紙に書いてあった登記完了予定日は6月24日!
ただ、結局6月頭には設立できていました。法務局の方が頑張って挽回してくれたようです。
設立登記が完了しているか確かめるには、会社名+所在地で検索してみると良いです。完了していれば、国税庁の法人番号公表サイトにのりますので、それで分かります。
もちろん法務局へ問い合わせれば分かるのですが、コロナ騒動で忙しい中でしょうから、連絡は控えておきました。