年末調整

【年末調整】基礎控除申告書の書き方

基礎控除とは?

基礎控除とは、所得控除の一種で、所得の高い人を除いて誰でも受けることができます。

令和1年分までは、所得に関わらず一律38万円の基礎控除が受けられましたが、令和2年分からは所得金額に応じて変わることとなったため、年末調整で申告が必要になりました。年末調整が複雑になった一因です。

(基礎控除の金額)

納税者本人の合計所得金額控除額
2,400万円(2,595万円)以下48万円
2,400万円(2,595万円)超 2,450万円(2,645万円)以下32万円
2,450万円(2,645万円)超 2,500万円(2,695万円)以下16万円
2,500万円(2,695万円)超0円

※ ()内は給与の場合の収入金額

 

ほとんどの方は受けられるということが分かると思います。

年末調整での申告方法

基礎控除を受けるには、「給与所得者の基礎控除申告書 兼 配偶者控除等申告書 以下略」に記載が必要です。

今年の収入金額の見積もり(おおよその金額)を書いて、裏面4(1)の表を参照して所得金額を記載しましょう。

(所得900万円(給与でいうと1,095万円)以下の方はAに該当しますので、「よく分からんけど、そんなに高給取りじゃないことは間違いない」という方は「A」と「480,000円」だけ記載しても良いと思います。)

例1.年収600万円の方

例2.年収1,200万円の方

例3.年収2,600万円の方

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